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玄関先での家庭訪問に飲み物やお菓子は必要?服装やお見送りのマナーも

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玄関先での家庭訪問に飲み物やお菓子は必要?服装やお見送りのマナーも

新学期が始まると行われる家庭訪問。時代背景の変化もあり最近では玄関先で家庭訪問を行う学校も増えています。

お茶は出すべき?どう対応するのが正解?

特に入学して初めての家庭訪問は分からないことばかり。わが家も先日家庭訪問でしたが、玄関先での家庭訪問というのは経験がなくあれこれ悩みました。

そこで今回は、玄関先での家庭訪問のマナーについて調べたことや家庭訪問を経験して感じたことをまとめていきます。

目次

家庭訪問の目的とは?

家庭訪問の目的としては文部科学省のHP(家庭・地域、関係機関との連携及び校種間の連携)を見るに、以下のようなものがあると考えられます。

  • 子どもの家庭での様子を知るため
  • 保護者の考えや不安を聞くため
  • 先生と家庭との距離を縮めるため
  • 通学経路や生活環境の確認のため

先生がわざわざ家を訪問する理由は、子どもの家庭での様子や、通学経路、生活環境の確認をするために必要だからなんですね。

では家庭訪問の目的が分かったところで、玄関先での家庭訪問のマナーについてご紹介していきたいと思います。

座布団の用意は必要?

玄関先での短時間での家庭訪問の場合、立ったまま話をする場合も多いようなので、座布団やいすの用意は必須ではありません。

しかし、玄関が狭く座る場所がないような場合を除いては、用意しておくことをおすすめします。

というのも、立ったままだと目線が合わず話しにくいことが考えられるためです。また、短時間とはいえ10分程度立ったまま話すのはやはり疲れます

先生の意向を尊重することが大切なので、無理に座っていただく必要はありませんが、あらかじめ座布団などの用意をしておくと、もし座ることになった場合に取りに行く手間も省けるのでおすすめですよ。

バリアフリーの玄関であれば椅子を用意しておくといいかもしれませんね。

飲み物やお菓子は出さなくてOK!

玄関先での家庭訪問では、基本的に飲み物やお菓子を出す必要はありません。

玄関先での家庭訪問は短時間で済むことが多く、飲み物やお菓子を出すことがかえって先生の負担になってしまうこともあるためです。

特に短時間のうちに何人もの家を訪問する場合、時間が押してしまったりトイレの心配なども出てきます。

それでも、どうしてもおもてなしをしたい場合は、ペットボトルのお茶や個包装のお菓子など、先生が持ち帰ることができるものを用意するのがおすすめです。

ただし、学校によっては「お茶やお菓子は不要」とあらかじめ案内している場合もあるようです。そういった場合は、先生に気を遣わせてしまうこともあるので、飲み物やお菓子を出すのは控えた方が良さそうです。

服装はどうする?

家庭訪問の際の服装はだらしなく見えない格好であればそこまで気にする必要はありません。

ジャージや部屋着、肌の露出が多い服などは避けた方が良さそうですが、だからといってスーツのようなかしこまった格好もかえって不自然です。

家庭訪問の目的は家庭での様子や、生活環境を確認することです。

目的から考えても、清潔感のあるものであれば普段着で問題ないでしょう。

お見送りのマナー

家庭訪問のお見送りですが、先生が玄関から出られる際に挨拶を済ませ、玄関内で見送るというのが一般的なようです。

姿が見えなくなるまでお見送りするもんじゃないの?

と思われるかもしれませんが、家庭訪問の場合先生は家を出たあと次の訪問先を確認することがあります。そんな中姿が見えなくなるまでお見送りすると、かえって先生を急かすことになりかねません。

そういった意味でもお見送りは玄関内、出ても玄関ドアまでに留めておいた方が良さそうです。

わが家の家庭訪問

わが家も4月下旬ごろ家庭訪問がありました。

あらかじめ玄関先での家庭訪問である旨お知らせしてもらっていたので、玄関先での家庭訪問であることを前提に玄関先の掃除をして準備完了。

そしてついにやってきた家庭訪問のとき。

先生がいらっしゃってから、「狭い玄関だけど大丈夫ですか?」と尋ねたところ

「最近はこのような形(玄関先で話すこと)になってますから・・・」

と先生が部屋まで上がることはなく、お知らせの通り玄関先でお話しすることに。やはり最近は文字通り玄関先でお話しするんですね。

わが家は玄関が狭く段差もあまりなかったのですが、さすがに立ったままだとなんとなく居心地が悪く感じたので先生に座っていただくことにしました。

幸いわが家にはこんな感じ(↓)の高めのフロアクッションがあったので、それを座布団として使いました。

その後はお茶やお菓子などは特に出さず、学校での様子やこちらが心配していることがないかなどお話をしてサクッと終了。全部で10分あったかどうかくらいの短い時間でした。

お見送りも玄関の中から先生を少しの間見送って扉を閉めて終了。

家庭訪問全体を通して。やはり先生は慣れていらっしゃるのでこちらが準備していようがなかろうがそんなに気にしている感じはなかったです。

むしろ玄関をサッと掃除しただけの玄関をほめてくださったほどで、準備を頑張りすぎると逆に気を遣わせてしまう気さえしました。

ですので、最低限の気遣いくらいのほうが先生たちにとっては気が楽なのかもしれませんね。

ちなみに先生側の意見としてもお茶やお菓子はいらないという声が見られましたよ。

まとめ・玄関先での家庭訪問には飲み物やお菓子は不要

この記事では玄関先での家庭訪問のマナーについてまとめてきました。

玄関先での家庭訪問は短時間で終わる場合が多く、先生のスケジュールなども考えると飲み物やお菓子は必要なさそうですが、どうしてもおもてなししたい場合は持ち帰りのできるペットボトルや個包装のお菓子がおすすめです。

家庭訪問のマナーはもちろん大切ではありますが、それ以上に大切なのは先生への思いやりの気持ちです。マナーにとらわれすぎず肩の力を抜いて、それぞれのご家庭らしい家庭訪問に臨めると良いですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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